ラブリオ⇒シキノス島線は、現在2社の船会社が運航しているアテネとキクラデス諸島を結ぶフェリーです。SeaJetsのフェリーは最多で週1便、約11時間50分で運航されています。一方Blue Star Ferriesは最多で週1便、最短ルートでは11時間35分でフェリーを運航しています。
ラブリオ⇒シキノス島線は、合計で週2便がアテネとキクラデス諸島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
ラブリオ(Lavrio)、別名ラウリウムはギリシャのアッティカ地方南東部に位置する港町です。首都アテネの南東約160kmの地点、スニオン岬の北に位置するこの町は、銀の採掘において長い歴史があり、地域の主な収入源として重要視された時代もありました。アテネの郊外にある町の港は、ピレウス港よりも重要度は低いものの、未だに多くの船舶を受け入れています。また、この港の周辺にはラブリオの住宅街が碁盤の目状に広がっています。さらに、現在ラブリオはアテネ国際空港や有料道路と接続されており、近隣のスニオン岬やケラティアの町へも簡単に移動することができます。
ラブリオの港は様々なフェリー、ヨット、漁船、小型商船が使用しています。キクラデス諸島や東エーゲ海の島々へ向かう場合は、ラブリオが他のどの港よりも近いため、短時間の航海で目的地へ到着できます。この港はケア島、キトノス島、シロス島、ミコノス島、パロス島、ナクソス島、イオス島、シキノス島、フォレガンドロス島、キモロス島、ミロス島、アモルゴス島、ティロス島、アンドロス島とフェリーで結ばれています。
シキノス島(Sikinos)はギリシャ領キクラデス諸島に属する島で、イオス島とフォレガンドロス島の間に位置しています。近隣の島々とは異なり、シキノス島は旅行者が少ないため、昔ながらの伝統的なギリシャを楽しめる素晴らしいリゾート地です。島の中心地ホラは山の中腹にある美しい村で、小さいながらも異国情緒溢れる町並みや青く輝くエーゲ海の眺めなどが楽しめるおすすめの観光地です。また、エピスコピ修道院はシキノス島を代表する観光名所です。この遺跡はかつてギリシャ神話の神アポロンを祀る古代神殿と考えられていたものの、調査の結果、古代ローマの霊廟であることが判明しました。また、3世紀に造られたこの霊廟は、17世紀に円屋根と鐘楼のある教会に改築されました。
シキノス島の港からは、フェリーで本土のピレウスを訪れることができます。通常のフェリーでは7時間30分、高速船では3時間30分で到着します。また、この島はフォレガンドロス島、イオス島、サントリーニ島、セリフォス島、シフノス島など様々な目的地とも船で結ばれています。