キトノス島⇒シキノス島線は、キクラデス諸島とキクラデス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在ダイレクトフェリーズは、この区間で3社の船会社を取り扱っています。Zante Ferriesは最多で週1便のフェリーを運航しています。SeaJetsは週1便、Blue Star Ferriesは最多で週1便のフェリーを運航しています。
キトノス島⇒シキノス島線では、キクラデス諸島とキクラデス諸島の間において合計週3便のフェリーが就航しています。ご希望の出発日・時刻に最も近くお得なフェリーを予約するためにも、3社が運航する全てのオプションを比較してみましょう。
キトノス島(Kythnos)はケア島とセリフォス島の間に浮かぶギリシャ領の島で、ピレウス港から約100kmの地点、キクラデス諸島の北西部に位置しています。総面積10km²ほどの小さなこの島には100kmの海岸線と、約100のビーチがあります(陸路ではアクセスが難しい場所が多い)。また、島にはメサリアおよびキトノス(地元ではChora/ホラ)、DryopisまたはDryopida(地元ではChorio)と呼ばれる主要な村が二つ存在します。どちらの村も急な坂と曲がりくねった狭い路地が特徴で、車は通りにくいものの、村内には伝統的で素敵な建物が並んでいます。両村の建築はそれぞれ若干異なっており、チョーラ(Chora;ギリシャ語ではホラ)の住宅は平屋根の典型的なキクラデス建築であるのに対し、Chorioの住宅は傾斜のある屋根が特徴です。また、チョーラには大きなギリシャ正教会があり、興味深い観光スポットとして知られています。
キトノス島はギリシャ本土のピレウスやラブリオとフェリーで結ばれています。ピレウス発の従来型フェリーは約三時間、高速フェリーなら一時間で島に到着します。また、ラブリオ発の場合は約二時間で島へ到着します。さらに、キトノス島からはセリフォス島、シフノス島、ミロス島、サントリーニ島、シキノス島、フォレガンドロス島、ケア島ともフェリーで結ばれています。
シキノス島(Sikinos)はギリシャ領キクラデス諸島に属する島で、イオス島とフォレガンドロス島の間に位置しています。近隣の島々とは異なり、シキノス島は旅行者が少ないため、昔ながらの伝統的なギリシャを楽しめる素晴らしいリゾート地です。島の中心地ホラは山の中腹にある美しい村で、小さいながらも異国情緒溢れる町並みや青く輝くエーゲ海の眺めなどが楽しめるおすすめの観光地です。また、エピスコピ修道院はシキノス島を代表する観光名所です。この遺跡はかつてギリシャ神話の神アポロンを祀る古代神殿と考えられていたものの、調査の結果、古代ローマの霊廟であることが判明しました。また、3世紀に造られたこの霊廟は、17世紀に円屋根と鐘楼のある教会に改築されました。
シキノス島の港からは、フェリーで本土のピレウスを訪れることができます。通常のフェリーでは7時間30分、高速船では3時間30分で到着します。また、この島はフォレガンドロス島、イオス島、サントリーニ島、セリフォス島、シフノス島など様々な目的地とも船で結ばれています。