コウフォニシア⇒イラクリア島線は、キクラデス諸島とキクラデス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在ダイレクトフェリーズは、この区間で3社の船会社を取り扱っています。Blue Star Ferriesは最多で週3便のフェリーを運航しています。SeaJetsは週1便、Small Cyclades Linesは最多で週6便のフェリーを運航しています。
コウフォニシア⇒イラクリア島線では、キクラデス諸島とキクラデス諸島の間において合計週10便のフェリーが就航しています。ご希望の出発日・時刻に最も近くお得なフェリーを予約するためにも、3社が運航する全てのオプションを比較してみましょう。
コウフォニシア(Koufonisia/Koufonissi)はギリシャ領キクラデス諸島の一部で、ナクソス・少キクラデス市に属する島々です。この地域はナクソス島の南東、アモルゴス島の西に位置すパノ・コウフォニシ島(上側)、無人島のカト・コウフォニシ島(下側)、同じく無人島で保護区域のケロス島の三つの島で構成されています。なお、20世紀にはケロス島でキクラデス文化の遺物が大量に発見されました。パノ・コウフォニシ島はキクラデス諸島最小で、かつ最も人口密度の高い島として知られています。島で最も人気の観光スポットは古代遺跡の上に建つ小さなパナギア教会です。島の港は主に漁船や観光船が使用しており、また、港の東には島の目印のような白い風車が見えます。さらに、島の南西沿岸には、キクラデス建築の美しい家々が並ぶチョーラ(Chora;ギリシャ語ではホラ)と呼ばれる島最大の集落が存在します。
イラクリア島(Iraklia)はギリシャ領キクラデス諸島南東部に位置する小さな島で、およそ100人が暮しています。手付かずの自然が美しいこの島は、緑が生い茂る丘、青く澄んだ海、海底に沈む難破船、風光明媚な海岸地域など、様々なアクティビティが楽しめる素晴らしいリゾート地です。また、チチュウカイモンクアザラシやアカウミガメなどが棲むこの島は、自然愛好家におすすめの旅行先です。島にはアイオス・ゲオルギオスと港のあるパナイアという二つの集落があります。
イラクリア島は小規模なため、歴史の大部分が謎に包まれています。また、クレタ島に似た町があるため、紀元前2世紀頃にはミノア文明の集落だったとも推測されています。ベネチア共和国やオスマン帝国の支配下にあった時期、島の住民は税金の支払いを課されていたものの、特に他の義務は無いようでした。
イラクリア島からは、本土のピレウスへ向かうフェリーが利用できます。このフェリーは旅程により8~10時間で現地に到着します。また、島はナクソス島やアモルゴス島ともフェリーで結ばれています。