コス島⇒カソス島線

コス島⇒カソス島線はドデカネス諸島とドデカネス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBlue Star Ferriesのみです。

こちらは週1便まで、約9時間45分の所要時間で運航されています。

コス島⇒カソス島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

コス島⇒カソス島のフェリー会社

コス島とは

コス島(Kos)はドデカネス諸島に属するギリシャの島で、トルコのボドルム沖約4kmの地点に位置しています。全長約40km、幅8kmのコス島には様々な町や村が存在します。代表的な地域は、島最大の町で港のあるコスタウンをはじめ、ケファロス村、ティガキ村、カルダメラ村、マスティハリ村、アンティマキア村、マルマリ村、ピリ村などです。コスタウンには様々な名所やレストラン、バー、クラブがあり、大人気の観光地として知られています。また、島は買い物にも向いており、陶芸品から毛皮、靴から本、洋服からジュエリーまで安価であらゆるものを揃えることができます。また、観光客が集まる町や村には、手作りの陶器や手刺繍の布、地元産の蜂蜜、ハーブ、スパイス、ワイン、お菓子を扱う小さな店舗が必ず存在します。

コス島とピレウスの間には毎日フェリーが運航されています。また、島はドデカネス諸島の他の島々、北東エーゲ海の島々やトルコともフェリーで結ばれています。船の乗船時間は寄港地により異なりますが、従来型フェリーで最高13時間ほど、高速船の場合は5~8時間ほどです。

カソス島とは

カソス島(Kasos)は、ギリシャ領ドデカネス諸島の最南端に位置し、歴史上、近隣のクレタ島と深い関係にある島です。この島の初期の住民はフェニキア人と考えられており、加えてトロイア戦争に参加した島の一つとしてホメロスが叙述しています。小さなカソス島は海軍と結びつきが強く、1821年の革命には船隊として参加しました。残念ながら当時の戦艦は1824年にオスマン帝国により完全に破壊されました。1948年、カソス島を含めたドデカネス諸島の島々はギリシャに統合された結果、島の近代史はドデカネス諸島の他の地域と結びつきが強くなっています。また、この島やカルパソス島の住民の多くはアメリカやエジプトに移住していきました。また、エジプトに移住した人々は19世紀半ばにスエズ運河の建設工事に携わりました。

カソス島はフェリーで本土のピレウス、クレタ島(シティア、アイオス・ニコラオス)、ロドス島、ハルキ島、カルパトス島などから訪れることができます。