キール⇒クライペダ線はドイツとリトアニアを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはDFDS Seawaysのみです。
こちらは週6便まで、約20時間30分の所要時間で運航されています。
キール⇒クライペダ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。キール⇒クライペダ線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
キール(Kiel)はドイツ北部シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の州都であり、最も人口の多い都市で、ハンブルクから北へ約90kmの地点に位置しています。街には商船や個人所有の小型船にとって重要な役割を果たす港があります。この港はバルト海南西部に面し、北東にはデンマークのユトランド半島が位置するため、バルト海と北海を結ぶ北欧の玄関口として機能しています。キールで開催されるキール・ウィーク(Kiel Regatta)は世界最大のセーリングイベントで、毎年、各国から多数の船舶が参加しています。また、この街では1936年と1972年の夏季オリンピックも開催されました。
13世紀の聖ニコラス教会(Nikolaikirche)はキール最古の建築物で、正面にはエルンスト・バルラハによる彫刻が設置されています。市内には多数の公園や湖があり、散策やリラックスして過ごすのに最適です。また、街のホルステン・ストリート(Holstenstraße)は様々な店舗が並ぶドイツ最長の商店通りで、地域の買い物の拠点として知られています。
交通量の多いキールの港では、スウェーデン、デンマーク、リトアニアへ向けた船が毎日約50回ほど出航しています。港には、多数の売店や食事処のある設備の充実したターミナルが3ヵ所あります。
クライペダはリトアニア唯一の湾岸都市です。町の歴史や経済は海運業と深く関連しています。シーフェスティバル、二年に一度開催のトールシップ・レガッタ、海洋博物館は観光客に人気です。また、市内にはクライペダ大学や、主要な海運会社が拠点があります。この港町は1252年にドイツ騎士団によって創建されました。ドイツの支配下であったため、リトアニアのその他の地域と異なる雰囲気が魅力です。当時はメーメルと呼ばれており、リトアニア語の名称クライペダは16世紀に初めて記録されています。
クライペダは風の強い地域で、4~9月は海風、秋と冬には疾風が吹き付けます。また、冬季には雪が降ることも多いですが、港は不凍港として常に機能しています。
クライペダの南西部には、ドイツのキールやスウェーデンのカールスハムンと結ばれたフェリー港があります。