ケア島⇒ラブリオ線は、キクラデス諸島とアテネを結ぶフェリーのルートです。現在ダイレクトフェリーズは、この区間で3社の船会社を取り扱っています。SeaJetsは最多で週2便のフェリーを運航しています。Blue Star Ferriesは週2便、Triton Ferriesは最多で日3便のフェリーを運航しています。
ケア島⇒ラブリオ線では、キクラデス諸島とアテネの間において合計週25便のフェリーが就航しています。ご希望の出発日・時刻に最も近くお得なフェリーを予約するためにも、3社が運航する全てのオプションを比較してみましょう。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。ケア島⇒ラブリオ線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
ケア島(Kea)はエーゲ海に浮かぶギリシャ領キクラデス諸島の島で、スニオン岬から約20km、首都アテネの南東60kmの地点に位置しています。全長19km、幅9kmと比較的小さなこの島には、KorissaとVourkariという二つ主要な村が存在します。旅行者に最も人気の観光スポットの一つは、Korissiaにある港です。ボートや漁船が停泊するこの港では、周辺を白い壁とカラフルな屋根の住宅や、石畳の路地、趣きのある教会に囲まれた絵葉書の写真のような風景を実際に眺めることができます。
ケア島の海は透明度が高いため、スキューバダイビングで人気のリゾート地としても知られています。特に海中での見通しがよく、海洋生物も豊富で、ウォールダイビングに向いていると言われています。最も人気のダイビングスポットは1868年に沈没した汽船パトリス号や、1.5海里沖に沈むタイタニック号の姉妹船ブリタニック号などです。特にブリタニック号は水深120mに位置するため、テクニカルダイバーに人気のスポットです。
ラブリオ(Lavrio)はギリシャのアッティカ地方南東部に位置する港町です。この町は旅行ガイドに記載が少ないせいか、あまり知られておらず、観光で訪れる人々は多くありません。とはいえ、市内には同国最大にして最古の円形劇場跡や、謎めいた巨大な穴など、興味深い見どころが存在します。古代ギリシャにおけるラブリオは鉱業の町として知られていました。実際に、近隣のスニオン岬に位置するポセイドン神殿の柱はラブリオで採られたものです。また、先史時代まで起源を遡ることのできる銀山もこの町にあります。
ラブリオにはピレウス港に比べ規模は小さいものの、地域にとって重要な役割を果たす港が存在します。この港は旅客フェリー、商船、漁船、ヨットが利用しており、キクラデス諸島や東エーゲ海の島々ヘ向かう出発地に最適です。