カステロリゾ島⇒ティロス島線はドデカネス諸島とドデカネス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBlue Star Ferriesのみです。
こちらは週2便まで、約7時間の所要時間で運航されています。
カステロリゾ島⇒ティロス島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
カステロリゾ島(Kastelorizo)は地中海の南東部に浮かぶギリシャ領の島で、トルコから南に2km、アテネから南東に570km、キプロスから北西に570kmの地点、ロドス島とアンタルヤ県の中間に位置しています。面積が約9km²ほどの小さなカステロリゾ島には、北部のAgios Stefanos、南西部のPounenti、東部のNiftiと三つの岬があります。Agios StefanosとNiftiの間にある大きな入り江には、島の主要港とたった一つの町が存在します。
カステロリゾ島の地形は山がちで沿岸部も高く荒れていますが、肥沃な地域ではオリーブ、ぶどう、豆が栽培されています。町にはほっそりとした家屋に木のバルコニーが付いたアナトリア建築の住宅が並んでいます。港の東部には、1926年に建設されたイタリアの行政機関であった平屋の一部が残っており、その近くには、18世紀まで起源を遡ることのできるオスマン帝国時代のモスクが位置しています。この建物は現在、博物館として一般に公開されています。
カステロリゾ島の港は、フェリーでロドス島、コス島、ニシロス島、カリムノス島、シミ島、アスティパレア島、本土のピレウスと結ばれています。
ティロス島(Tilos)はエーゲ海に浮かぶギリシャ領ドデカネス諸島の島です。この島は近隣の島々とは異なり人口が少なく静かなため、ギリシャ本来の魅力を堪能できる素晴らしいリゾート地です。島の住民は主に漁業を生業としており、その他は農業や観光産業に従事しています。人気の観光名所は、美しくも廃墟と化した15世紀のアイオス・パンテレイモン修道院です。また、同じく15世紀に聖ヨハネ騎士団が拠点とした城跡も一見の価値があります。ティロス島には、他にもメガロ・ホリオに位置する大天使ミカエル教会をはじめとした様々な教会が存在します。また、様々な動植物が生息するティロス公園、小さな象の化石を見学できるカルカディオ洞窟などもおすすめです。カルカディオ洞窟では1970年代に初めて象の化石化した骨格が見つかりました。