カステロリゾ島⇒アイオス・キリコス線

カステロリゾ島⇒アイオス・キリコス線はドデカネス諸島とイカリア島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはHellenic Seawaysのみです。

こちらは週1便まで、約15時間25分の所要時間で運航されています。

カステロリゾ島⇒アイオス・キリコス線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

カステロリゾ島⇒アイオス・キリコスのフェリー会社

カステロリゾ島とは

カステロリゾ島(Kastelorizo)は地中海の南東部に浮かぶギリシャ領の島で、トルコから南に2km、アテネから南東に570km、キプロスから北西に570kmの地点、ロドス島とアンタルヤ県の中間に位置しています。面積が約9km²ほどの小さなカステロリゾ島には、北部のAgios Stefanos、南西部のPounenti、東部のNiftiと三つの岬があります。Agios StefanosとNiftiの間にある大きな入り江には、島の主要港とたった一つの町が存在します。

カステロリゾ島の地形は山がちで沿岸部も高く荒れていますが、肥沃な地域ではオリーブ、ぶどう、豆が栽培されています。町にはほっそりとした家屋に木のバルコニーが付いたアナトリア建築の住宅が並んでいます。港の東部には、1926年に建設されたイタリアの行政機関であった平屋の一部が残っており、その近くには、18世紀まで起源を遡ることのできるオスマン帝国時代のモスクが位置しています。この建物は現在、博物館として一般に公開されています。

カステロリゾ島の港は、フェリーでロドス島、コス島、ニシロス島、カリムノス島、シミ島、アスティパレア島、本土のピレウスと結ばれています。

アイオス・キリコスとは

アイオス・キリコス(Agios Kirykos)は北エーゲ海に浮かぶギリシャ領イカリア島の町です。島の中心地であるこの町には、多くの船乗りが家を建てたため、町全体にどことなくマリンテイストが漂っています。また、市内の考古学博物館では海底で発見された様々な展示物を見学することができます。ギリシャ神話によると、ダイダロスの息子イカロスは蝋でできた翼を太陽に焼かれ、この島周辺の海に墜落したとされています。

イカリア島は緑の生い茂る山々が特徴です。そのため、水分が豊富なこの土地ではヤギが放牧されています。また、EUの環境保護区に指定されるランディの森は、オーク種の木々で覆われたバルカン半島で最も古い森と言われています。

イカリア島は本土のピレウスや北部のカヴァラよりボートで訪れることができます。