カソス島⇒カリムノス島線はドデカネス諸島とドデカネス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBlue Star Ferriesのみです。
こちらは週1便まで、約10時間の所要時間で運航されています。
カソス島⇒カリムノス島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
カソス島(Kasos)は南東エーゲ海に浮かぶギリシャ領ドデカネス諸島の島です。この島はカルパトス島とクレタ島の間、カルパトス島の南東沖に位置しています。人口は約1,000 人、面積は50km²の小規模なこの島は山がちな地形をしており、最も高い地点は海抜550mです。島には散策向きな5つの村Fry、Agia Marina、Panagia、Poli、Arbanitochioriがあり、島の港はFryに位置しています。また、カソス島は観光地化されておらず、島独自の魅力がそのまま残されている素晴らしいリゾート地で、島ではおいしい魚料理、地元で生産されたチーズ、温かいもてなしなどをエンジョイできるでしょう。
カソス島の住民は信仰心が厚く、島内には100を超える教会があります。中でもアイオス・スピリドナス教会、Panagiaの村にある6つの教会群、島の守護聖人が祀られているアイオス・ゲオルギオス教会などは必見です。
カソス島の港からは、フェリーで本土のピレウス、クレタ島のシティアやアイオス・ニコラオス、ロドス島、ハルキ島、カルパトス島を訪れることができます。
カリムノス島(Kalymnos)はエーゲ海南東部に浮かぶギリシャ領ドデカネス諸島の島で、コス島とレロス島の間に位置しています。諸島では4番目に大きな島ですが、面積はおよそ100km²と比較的小型です。カリムノス島の名称は時代ごとに変化を重ねました。最初の名前はカリンダ島、次にカリムナ島となり、最後にカリムノス島へ落ち着きました。島の中心地はポシア(Pothia)ですが、ほとんどの住民が第二の町ホラに住んでいます。
カリムノス島はスポンジ採集や、急で岩がちな地勢からロッククライミングが盛んなことで知られています。島内には難度や地勢の異なる1,300以上のクライミングルートが存在します。島の厳しい地勢は住民にとって悩みの種であったものの、近年はアウトドア派や自然の美しさを求める観光客が増えています。
カリムノス島は、ピレウスやロドス島をはじめとしたドデカネス諸島の島々と運航数の多いフェリーで結ばれています。また、キクラデス諸島の島々やサモス島との間にもフェリーは航行しており、夏季にはヒオス島やレスボス島のミティリーニ、本土のテッサロニキへも船で移動することが可能です。