カルパトス島⇒カソス島線は、現在2社の船会社が運航しているドデカネス諸島とドデカネス諸島を結ぶフェリーです。Blue Star Ferriesのフェリーは最多で週3便、約1時間5分の所要時間で運航されています。一方SeaJetsは最多で週2便、最短ルートでは40分でフェリーを運航しています。
カルパトス島⇒カソス島線は、合計で週5便がドデカネス諸島とドデカネス諸島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。カルパトス島⇒カソス島線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
カルパトス島(Karpathos)は東エーゲ海に浮かぶギリシャの島で、ドデカネス諸島で二番目に大きな島として知られています。この島はギリシャ本土から比較的離れた場所に位置するため、島特有の伝統や慣習、民俗衣装や、クレタ島やキプロスに近いギリシャ語方言が現存しています。
島の北部には険しい山々が連なるものの、南部は肥沃な土地が占めており、冬と春には様々な野草を見かけます。島の沿岸部には、主に崖の間に位置する静かで美しい沢山のビーチがあり、それぞれ場所により異なる雰囲気を持っています。東海岸のビーチは規模が小さく砂利が多いものの、風は強くありません。また、南海岸には白い砂浜の素晴らしいビーチがあります。西海岸にも同様に美しいビーチがあるものの、エテジアンという強い北風にさらされることが多いため、風が弱い日にしか行くことができないでしょう。そして、北海岸のビーチのほとんどは、海路およびジープでしかアクセスできません。
カルパトス島の港からは、フェリーでギリシャ本土のピレウス、ロドス島、クレタ島のイラクリオンやシティア、ミロス島、アナフィ島、サントリーニ島、ハルキ島、カソス島を訪れることができます。
カソス島(Kasos)は、ギリシャ領ドデカネス諸島の最南端に位置し、歴史上、近隣のクレタ島と深い関係にある島です。この島の初期の住民はフェニキア人と考えられており、加えてトロイア戦争に参加した島の一つとしてホメロスが叙述しています。小さなカソス島は海軍と結びつきが強く、1821年の革命には船隊として参加しました。残念ながら当時の戦艦は1824年にオスマン帝国により完全に破壊されました。1948年、カソス島を含めたドデカネス諸島の島々はギリシャに統合された結果、島の近代史はドデカネス諸島の他の地域と結びつきが強くなっています。また、この島やカルパソス島の住民の多くはアメリカやエジプトに移住していきました。また、エジプトに移住した人々は19世紀半ばにスエズ運河の建設工事に携わりました。
カソス島はフェリーで本土のピレウス、クレタ島(シティア、アイオス・ニコラオス)、ロドス島、ハルキ島、カルパトス島などから訪れることができます。