イオス島⇒ラブリオ線はキクラデス諸島とアテネを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはSeaJetsのみです。
こちらは週1便まで、約5時間50分の所要時間で運航されています。
イオス島⇒ラブリオ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
イオス島(Ios)はエーゲ海に浮かぶギリシャ領キクラデス諸島の島です。ナクソス島とサントリーニ島の中間に位置するこの島は、海に続く丘陵や崖が大部分を占めています。チョーラ(Chora;ギリシャ語ではホラ)の村から近い場所、島の北東沿岸にはイオス島の港があります。港からホラへ向かう場合は、坂の急なロバ用の道を歩くと15分ほどで村に到着します。ホラは伝統的な白い家や狭い路地が特徴の美しい村で、レストラン、バー、ナイトクラブ、売店などが利用できます。
イオス島とギリシャ本土のピレウスやラフィーナはフェリーで結ばれています。乗船時間はフェリーの種類や目的地により様々ですが、およそ4時間半~8時間です。また、夏季にはキクラデス諸島の他の島々へ向かうフェリーも運航されます。
ラブリオ(Lavrio)はギリシャのアッティカ地方南東部に位置する港町です。この町は旅行ガイドに記載が少ないせいか、あまり知られておらず、観光で訪れる人々は多くありません。とはいえ、市内には同国最大にして最古の円形劇場跡や、謎めいた巨大な穴など、興味深い見どころが存在します。古代ギリシャにおけるラブリオは鉱業の町として知られていました。実際に、近隣のスニオン岬に位置するポセイドン神殿の柱はラブリオで採られたものです。また、先史時代まで起源を遡ることのできる銀山もこの町にあります。
ラブリオにはピレウス港に比べ規模は小さいものの、地域にとって重要な役割を果たす港が存在します。この港は旅客フェリー、商船、漁船、ヨットが利用しており、キクラデス諸島や東エーゲ海の島々ヘ向かう出発地に最適です。