GLD Atlantiqueは、フランコ体制下のスペインで初めて導入された、サン=ナゼール(ナント)とヒホンを結ぶ「海の高速道路」のブランド名です。
もとはヨーロッパ最大規模のフェリー会社、Grimaldi LinesとLD Linesの合弁事業で、旅客サービスは現在、LD Linesのブランドの下に営業しています。
サン=ナゼール―ヒホン間を運航するフェリーは最大800人まで搭載可能な大型船で、現代的なこの船は設備も充実しています。
「海の高速道路」のコンセプトは、ピレネー山脈付近の道路(特に幹線道路N10号線)の渋滞緩和と、道路から海への切り替えにより、環境への影響を減らすことを目的としています。