ジェノヴァ⇒ゴルフォ・アランチ線はイタリアとサルデーニャ島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはMoby Linesのみです。
こちらは週2便まで、約10時間の所要時間で運航されています。
ジェノヴァ⇒ゴルフォ・アランチ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
ジェノヴァ(Genoa)は地中海に面したイタリア共和国リグーリア県の都市です。ジェノヴァの旧市街は芸術、音楽、建築において長く豊かな歴史があり、2006年にユネスコ世界遺産に登録されました。さらに、クリストファー・コロンブスやイタリア人音楽家ニコロ・パガニーニの出身地であるこの町は、2004年の欧州文化首都にも選ばれています。
ジェノヴァの歴史地区は、迷路のように入り組んだ細い路地や広場で構成されています。町はサン・マッテオ教会やガリバルディ通り(かつてのアウレア通り)に代表される中世の影響が色濃く残っています。また、ジェノヴァで最も多くの人々が礼拝に訪れるサン・ロレンツォ大聖堂の近くには、17世紀に建設された城壁の遺跡を見学することができます。
ジェノヴァには地中海で最も交通量の多いヨーロッパの港として知られた、イタリア最大の商業・工業港があります。フェリーのターミナルはPonte AssertoとPonte Colomboの間に位置するCalata Chiappellaに位置しています。このターミナルは車いすに対応しており、最上階では待合室やショッピングセンターを利用できます。また、ジェノヴァの港からはフェリーでサルデーニャ島、シチリア島、コルシカ島、スペイン、チュニジア、モロッコへ渡航することができます。
ゴルフォ・アランチ(Golfo Aranci)はイタリア領サルデーニャ島の北東沿岸部にある港町です。この町はポルト・ロトンドから13km、オルビアから15kmの地点に位置しています。町の名称の起源は二説あり、一つは難破船が積んでいた「オレンジ」から、もう一つはサルデーニャ語で蟹を意味するGranciに由来すると言われており、後者が有力とされています。
ゴルフォ・アランチへ旅行する人々は、海洋保護区域であるタヴォラーラ島も訪れることが多いようです。また、青い海の綺麗なビーチや、徒歩や自転車で簡単にたどり着けるCala Morescaという松の森も人気の観光スポットとして知られています。
ゴルフォ・アランチはイタリア本土のリヴォルノと毎日運航のフェリーで結ばれています。