フォルニ⇒バシー線はエーゲ海諸島とサモス島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBlue Star Ferriesのみです。
こちらは週1便まで、約2時間の所要時間で運航されています。
フォルニ⇒バシー線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
フォルニ(Fournoi)はギリシャ領の小さな島々で構成される群島で、北エーゲ海のイカリア島、サモス島、パトモス島の間に位置しています。主要島フォルニには、島の港としても機能している同名の町があります。フォルにはかつて海賊の拠点でコーセオン(Korseon)と呼ばれていました。歴史と自然の豊かなフォルニにはイオニア時代、古典時代、ヘレニズム時代の様々な古代遺跡が島中に残されています。また、カマリ(Kamari)にある古代神殿や、海底に眠る住居の跡、Ai Giorgisの丘(アクロポリス)に築かれたサイクロプ式の壁(巨大な石垣)、ペトロコピオ(Petrokopio)にある古代の砕石場、Agia Triadaにあるポセイドンを祀る神殿などが人気の観光地です。島の主な収入源は漁業、農業、そして観光業です。島にはVlychada、Vitsilia、Petrokopio、Elidaki、Baliを含む多数の美しいビーチが存在します。
バシー(Vathi/Vathy)はエーゲ海に浮かぶギリシャ領サモス島の中心地で、島と同名のサモスとも呼ばれています。この町は島の東沿岸部にある蹄鉄形の湾に面しています。旧市街のアノ・バシーは島の天然港を中心に築かれた円形劇場のような町です。この町にはレトロでカラフルな家屋、細く入り組んだ路地、考古学博物館を含む新古典主義の美しい建築物、工芸品や宝石類を扱うお店などがあり、伝統的で異国情緒溢れる町並みが魅力です。考古学博物館では大型のクーロス像などをはじめとした様々な展示品を見学できます。また、食堂やカフェが並ぶ海辺の遊歩道は散歩や小休憩に最適です。
バシーの港はフェリーや高速船でギリシャ本土やその他の島々と結ばれています。そのため、この港からはピレウス、イカリア島、ヒオス島、ミティリーニ、キクラデス諸島、ドデカネス諸島や北エーゲ海の島々を訪れることができます。