フォルニ⇒ニシロス島線はエーゲ海諸島とドデカネス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはHellenic Seawaysのみです。
こちらは週1便まで、約6時間30分の所要時間で運航されています。
フォルニ⇒ニシロス島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
フォルニ(Fournoi)はギリシャ領の小さな島々で構成される群島で、北エーゲ海のイカリア島、サモス島、パトモス島の間に位置しています。主要島フォルニには、島の港としても機能している同名の町があります。フォルにはかつて海賊の拠点でコーセオン(Korseon)と呼ばれていました。歴史と自然の豊かなフォルニにはイオニア時代、古典時代、ヘレニズム時代の様々な古代遺跡が島中に残されています。また、カマリ(Kamari)にある古代神殿や、海底に眠る住居の跡、Ai Giorgisの丘(アクロポリス)に築かれたサイクロプ式の壁(巨大な石垣)、ペトロコピオ(Petrokopio)にある古代の砕石場、Agia Triadaにあるポセイドンを祀る神殿などが人気の観光地です。島の主な収入源は漁業、農業、そして観光業です。島にはVlychada、Vitsilia、Petrokopio、Elidaki、Baliを含む多数の美しいビーチが存在します。
ニシロス島(Nisyros)はエーゲ海に浮かぶギリシャ領ドデカネス諸島に属し、コス島とティロス島の間に位置する島です。手つかずの自然がそのまま残されたニシロス島は、地域で最も風光明媚なリゾート地の一つとして知られています。ギリシャ神話によると、この島はポセイドンがコス島の一部を巨人ポリュボーテースに投げつけた際に誕生したと言われています。巨人ポリュボーテースはエーゲ海の底に沈んだものの、この島で起きる火山の噴火は敗れた巨人の怒りによるもの考えられていました。
ニシロス島の中心地マンドラキには島の港があります。花で飾られた石畳の路地、美しい教会のある広場、白塗りの伝統的な家屋が並ぶこの村は、徒歩での散策に最適です。ナイトライフは限られているものの、村には美味しい郷土料理を提供する食堂やバーがあるため、夜に出かけても楽しいひと時を過ごせるでしょう。
ニシロス島は本土のピレウス、コス島、ロドス島などから訪れることができます。