フォルニ⇒カリムノス島線は、現在2社の船会社が運航しているエーゲ海諸島とドデカネス諸島を結ぶフェリーです。Dodekanisos Seawaysのフェリーは最多で週1便、約3時間5分で運航されています。一方Hellenic Seawaysは最多で週1便、最短ルートでは3時間50分でフェリーを運航しています。
フォルニ⇒カリムノス島線は、合計で週2便がエーゲ海諸島とドデカネス諸島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
フォルニ(Fournoi)はギリシャ領の小さな島々で構成される群島で、北エーゲ海のイカリア島、サモス島、パトモス島の間に位置しています。主要島フォルニには、島の港としても機能している同名の町があります。フォルにはかつて海賊の拠点でコーセオン(Korseon)と呼ばれていました。歴史と自然の豊かなフォルニにはイオニア時代、古典時代、ヘレニズム時代の様々な古代遺跡が島中に残されています。また、カマリ(Kamari)にある古代神殿や、海底に眠る住居の跡、Ai Giorgisの丘(アクロポリス)に築かれたサイクロプ式の壁(巨大な石垣)、ペトロコピオ(Petrokopio)にある古代の砕石場、Agia Triadaにあるポセイドンを祀る神殿などが人気の観光地です。島の主な収入源は漁業、農業、そして観光業です。島にはVlychada、Vitsilia、Petrokopio、Elidaki、Baliを含む多数の美しいビーチが存在します。
カリムノス島(Kalymnos)はエーゲ海南東部に浮かぶギリシャ領ドデカネス諸島の島で、コス島とレロス島の間に位置しています。諸島では4番目に大きな島ですが、面積はおよそ100km²と比較的小型です。カリムノス島の名称は時代ごとに変化を重ねました。最初の名前はカリンダ島、次にカリムナ島となり、最後にカリムノス島へ落ち着きました。島の中心地はポシア(Pothia)ですが、ほとんどの住民が第二の町ホラに住んでいます。
カリムノス島はスポンジ採集や、急で岩がちな地勢からロッククライミングが盛んなことで知られています。島内には難度や地勢の異なる1,300以上のクライミングルートが存在します。島の厳しい地勢は住民にとって悩みの種であったものの、近年はアウトドア派や自然の美しさを求める観光客が増えています。
カリムノス島は、ピレウスやロドス島をはじめとしたドデカネス諸島の島々と運航数の多いフェリーで結ばれています。また、キクラデス諸島の島々やサモス島との間にもフェリーは航行しており、夏季にはヒオス島やレスボス島のミティリーニ、本土のテッサロニキへも船で移動することが可能です。