フィリクーディ島⇒パレルモ線はエオリア諸島とシチリア島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはLiberty Lines Fast Ferriesのみです。
こちらは週7便まで、約2時間30分の所要時間で運航されています。
フィリクーディ島⇒パレルモ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様1人がお支払いされた平均の片道料金を表しています。
フィリクーディ島(Filicudi)はエオリア諸島を構成する8島の一つで、シチリア島の北東沖30~50kmの場所に位置しています。この島にはValdichiesaやPecorini Mareを含めた少数の村が存在します。島はワイン、オリーブオイル、穀類、野菜の生産などで知られています。また、島には774mのフォッサ・フェルチ山をはじめとした雄大な自然が多く残されており、1990年代以降より島の4分の3が自然保護区域に指定されています。
フィリクーディ島には多くの海中洞窟があり、スキューバダイビングに最適です。指のような形をしたカンナの岩(Scaglia della Canna )からほど近くに位置するGrotto del bue marino(モンクアザラシの洞窟)は、水中撮影をするダイバーに人気の場所で、港でレンタルできるボートで簡単に訪れることができます。また、Grotta dei Gamberi(ザリガニの洞窟)は、非常に多くの小型ザリガニ、海綿動物、タコ、ウツボ、ウナギ、赤や黒のスコーピオンフィッシュ、ハタなどが棲息する海中洞窟です。
フィリクーディ島はシチリア島のミラッツォやパレルモからフェリーで訪れることが可能です。
パレルモ(Palermo)はイタリア共和国シチリア島の都市です。パレルモは島の北西部に位置し、ペレグリーノ山の隣には大規模かつ重要な自然港があります。パレルモは8世紀より歴史の続く地中海の魅力に溢れた街で、現在はノルマン様式の建築物、荘厳な宮殿、活気のある市場など、様々な名物が知られています。パレルモの歴史の中心地はクアトロ・カンティ地区(四つ角の意)で、ノルマンニ宮殿をはじめ、街のあらゆる名所がこの場所に集中しています。また、パレルモ大聖堂(カッテドラーレ)も必見です。この大きな教会はパレルモの長く複雑な歴史を混合様式の外観に見て取れる、圧巻の歴史的建造物です。そして、他にもBasilica of San Francesco d'Assisiや、12世紀に建設されたジーサ城(Castello della Zisa)、定期的に公演が行われているマッシモ劇場など素晴らしい観光スポットがあります。
パレルモの港からはフェリーでジェノヴァ、チヴィタヴェッキア、ナポリ、チュニジアへ渡航することができます。