ファイアル島へのフェリー

ファイアル島（Faial）はポルトガル領アゾレス諸島の一部です。アジサイが多く咲くことから、「青い島」の愛称で親しまれています。

島の山頂にある幅1.5km、深さ400mの巨大なカルデラは、島を代表する観光スポットです。また、島の西沿岸部には、溶岩でできた野原（Ponta dos Capelinhos）や、1957年の噴火で一部が地中に埋もれた灯台の廃墟が残されています。

ファイアル島では、ウィンドサーフィン、ホエールウォッチング、カジキやマグロ釣りなどのアクティビティを楽しめます。

オルタはファイアル島の中心地です。この町には、1876年に造られたマリーナがあります。こちらは地中海とカリブ海の間に位置するため、世界で四番目に旅行者が多いマリーナでもあります。また、象牙の珍しい工芸品が並ぶ博物館も一見の価値があります。

オルタはアゾレス諸島で最も活気があり、目を引く町の一つです。市内には、船乗りが利用するバー、カフェ、レストランが充実しています。また、フェスティバルが開催される復活祭の時期は、市内がさらに賑やかになります。

アゾレス諸島の伝統料理は、新鮮なシーフードが中心です。タコをワイン煮やトウモロコシパンに加え、Fofas do Faialと呼ばれるシュークリームに似たデザートもおすすめです。

ファイアル島のホルタ港は、アゾレス諸島のフローレス島、サンミゲル島、テルセイラ島、ピコ島、サンジョルジェ島、グラシオーザ島、サンタマリア島とフェリーで結ばれています。

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ファイアル島のルートと港