ドヌサ島⇒シロス島線はキクラデス諸島とキクラデス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはSeaJetsのみです。
こちらは週1便まで、約5時間40分の所要時間で運航されています。
ドヌサ島⇒シロス島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
ドヌサ島(Donoussa)はギリシャ領キクラデス諸島の島で、ナクソス島の東約16km、アモルゴス島の北約25kmの場所に位置しています。ドヌサ島は約14 km2の規模の小さな島で、最も高い場所は海抜385mの地点です。この小さな島は旅行先としては処女地で、観光客用の施設はほとんど無いものの、自然が美しく、プライバシーのある落ち着いた環境を保っています。また、島の中心部もおなじくドヌサと呼ばれています。
ドヌサ島を訪れる人々の多くは、透き通った温かい海水のビーチで泳いだり、リラックスして過ごしています。島のビーチは観光用に整えられてはいないものの、多くの場合、徒歩でのアクセスが可能です。また、ドヌサ島はトレッキングに最適のリゾートで、運動好きの方にとてもお勧めです。
ドヌサ島はギリシャ本土のピレウスからフェリーで、またナクソス島やアモルゴス島から小型船で訪れることが可能です。小型フェリーボート「Express Skopelitis」はナクソス島、イカリア島、スキヌサ島、コウフォニシア、ドヌサ島、アモルゴス島の間を、夏季に週3~5日の頻度で行き来しています。
シロス島(Syros)はギリシャ領キクラデス諸島の島です。この島は典型的なキクラデス様式ではなく、中世を想わせる建築物が多く存在するユニークなリゾート地です。島の中心地であるエルムポリでは、ベネチア様式の歴史ある美しい邸宅を見学することができます。町のヴァポリア地区は美しい教会や、広場にある市庁舎やアポロ劇場をはじめとした新古典主義の建築物も見逃せません。また、青く澄んだ海や美しいビーチはシロス島を代表する魅力の一つです。
シロス島は紀元前3000年頃から続く長い歴史を誇ります。この時期から島のハランドリアニやカストリ周辺には居住者が存在した形跡が見つかっています。島ではなんらかの鍛冶場が存在したことを示す遺物が見つかっており、おそらくアナトリア半島と貿易があったと考えられています。また、紀元前6世紀にはサモス島の人々がこの島へ大量に移住しました。ペレキュデースはこの時期にシロス島に生まれた哲学者で、後にサモス島へ渡り、ピタゴラスの教師となりました。