ハニア⇒ミロス島線はクレタ島とキクラデス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはSeaJetsのみです。
こちらは週7便まで、約2時間25分の所要時間で運航されています。
ハニア⇒ミロス島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
ハニア(Chania)はギリシャ領クレタ島北沿岸の都市で、レティムノから西に約70km、イラクリオンの西約145kmの場所に位置しています。この町は二つの地区に分かれています。旧港に隣接した旧市街にはエレフテリオス・ヴェニゼロス広場(カステリ地区の西隣)と呼ばれる主要広場があり、地区における観光事業の中心部として機能しています。また、ハニアの新市街は近代的で規模も大きな地域で、多くの人々が働き生活しています。新市街の西端のさらに先にはネア・ホラ(新しい町の意)と呼ばれる地区があり、こちらは18世紀初頭に築かれた新市街で最古の地区として知られています。
クレタ島はギリシャ本土のピレウス、キクラデス諸島のイオス島、サントリーニ島、パロス島、ナクソス島、ミコノス島、アモルゴス島、ミロス島、ドデカネス諸島の全島と結ばれており、東エーゲ海の島々へも他の島を通じて渡航することが可能です。また、フェリーと高速船の両方がクレタ島を発着しています。
ミロス島(Milos)はキクラデス諸島の西端に位置するギリシャの島で、ミロのビーナス(ルーブル美術館所蔵)が発見されたことで有名です。ミロス島には7つの小さな村が点在し、およそ5,000人が暮らしています。ミロス島の観光産業はキクラデス諸島の他の島々とは異なり比較的新しく、美しいビーチや綺麗で温かい海などの自然がそのまま残されています。また、火山性であるミロス島は自然景観に恵まれたため、時折り「色彩の島」と呼ばれています。
ミロス島はアテネ近郊のピレウス港、キクラデス諸島の全ての島々、ドデカネス諸島、クレタ島とフェリーや高速船で結ばれており、夏のピーク時期には島を発着する船が毎日運航されます。また、島には2つの港があり、主要港はアダマス、もう一つはポロニアにそれぞれ位置しています。ポロニアの港からはキモロス島やグラロニシアの小島と訪れることができます。