アナフィ島⇒カソス島線

アナフィ島⇒カソス島線はキクラデス諸島とドデカネス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBlue Star Ferriesのみです。

こちらは週2便まで、約3時間45分の所要時間で運航されています。

アナフィ島⇒カソス島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

アナフィ島⇒カソス島のフェリー会社

アナフィ島とは

アナフィ島(Anafi)はサントリーニ島の東沖に浮かぶギリシャ領キクラデス諸島の島で、徒歩での散策に最適のリゾートです。島は小さく、急な坂を含めても島の端から端まで歩いて移動することができます。最も人気のビーチはKlisidiやRoukounasです。島の東橋にある半島部分は一枚岩のKalamos山が占めており、地中海でも最高規模の420mの高さを誇ります。また、山の頂上にはKalamiotissa教会があります。1950年代に起きた地震により損傷を受けたものの、大部分が再建されました。

アナフィ島とキクラデス諸島はギリシャ本土のピレウス、ラフィーナと結ばれています。また、アナフィ島からは近隣のキクラデス諸島の島々(イオス島、サントリーニ島、キモロス島、ナクソス島、パロス島、ミロス島)や、クレタ島、ロドス島、ドデカネス諸島、東エーゲ海の島々へフェリーで移動が可能です。ピレウスからアナフィ島へ向かうフェリーの乗船時間はおよそ5~7時間、高速フェリーでは3.5~4.5時間で、寄港する港の数により前後します。

カソス島とは

カソス島(Kasos)は、ギリシャ領ドデカネス諸島の最南端に位置し、歴史上、近隣のクレタ島と深い関係にある島です。この島の初期の住民はフェニキア人と考えられており、加えてトロイア戦争に参加した島の一つとしてホメロスが叙述しています。小さなカソス島は海軍と結びつきが強く、1821年の革命には船隊として参加しました。残念ながら当時の戦艦は1824年にオスマン帝国により完全に破壊されました。1948年、カソス島を含めたドデカネス諸島の島々はギリシャに統合された結果、島の近代史はドデカネス諸島の他の地域と結びつきが強くなっています。また、この島やカルパソス島の住民の多くはアメリカやエジプトに移住していきました。また、エジプトに移住した人々は19世紀半ばにスエズ運河の建設工事に携わりました。

カソス島はフェリーで本土のピレウス、クレタ島(シティア、アイオス・ニコラオス)、ロドス島、ハルキ島、カルパトス島などから訪れることができます。