アナフィ島⇒イラクリオン線はキクラデス諸島とクレタ島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBlue Star Ferriesのみです。
こちらは週1便まで、約3時間の所要時間で運航されています。
アナフィ島⇒イラクリオン線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。アナフィ島⇒イラクリオン線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。
アナフィ島(Anafi)はサントリーニ島の東沖に浮かぶギリシャ領キクラデス諸島の島で、徒歩での散策に最適のリゾートです。島は小さく、急な坂を含めても島の端から端まで歩いて移動することができます。最も人気のビーチはKlisidiやRoukounasです。島の東橋にある半島部分は一枚岩のKalamos山が占めており、地中海でも最高規模の420mの高さを誇ります。また、山の頂上にはKalamiotissa教会があります。1950年代に起きた地震により損傷を受けたものの、大部分が再建されました。
アナフィ島とキクラデス諸島はギリシャ本土のピレウス、ラフィーナと結ばれています。また、アナフィ島からは近隣のキクラデス諸島の島々(イオス島、サントリーニ島、キモロス島、ナクソス島、パロス島、ミロス島)や、クレタ島、ロドス島、ドデカネス諸島、東エーゲ海の島々へフェリーで移動が可能です。ピレウスからアナフィ島へ向かうフェリーの乗船時間はおよそ5~7時間、高速フェリーでは3.5~4.5時間で、寄港する港の数により前後します。
イラクリオン(Heraklion)はギリシャ領クレタ島最大の都市で、ギリシャを代表する都心の一つです。この町の開発は9世紀から建設が始まり、イスラム勢力、ベネチア、オスマン帝国に支配され、その時代にはカンディアと呼ばれていました。また、2004年のオリンピックでは、サッカーの試合の一部がイラクリオンで行われました。町の観光名所の一つは、旧市街にある要塞の城壁です。要塞は当初アラブ人によって築かれ、15世紀にベネチア人により強化されました。また、7つの稜堡のうち、1つだけ(Martinengo bastion)が現在まで残っており、名高い小説家ニコス・カザンザキスの墓石が町を見晴らせる位置に建てられています。
イラクリオンの旧港は、新しい港に隣接しており、かつての船の建造所を見ることができます。ベネチア風のこの港の西部は16世紀のKoules要塞が占めています。イラクリオン港は旅客船や貨物船にとって重要な地点であり、旅行者はイラクリオンからフェリーや小型船でサントリーニ島、イオス島、パロス島、ミコノス島、ロドス島へ渡航することができます。また、ギリシャ本土、アテネ近郊のピレウス港へも毎日フェリーが数回運航されています。