アリクーディ島⇒ミラッツォ線は、現在2社の船会社が運航しているエオリア諸島とシチリア島を結ぶフェリーです。Liberty Lines Fast Ferriesのフェリーは最多で1日4便、約2時間50分で運航されています。一方Siremarは最多で週4便、最短ルートでは5時間でフェリーを運航しています。
アリクーディ島⇒ミラッツォ線は、合計で週32便がエオリア諸島とシチリア島の間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。アリクーディ島⇒ミラッツォ線では車と乗船者1名が一番多く予約されています。
アリクーディ島(Alicudi)はシチリア島北沖に浮かぶ火山性の島々「エオリア諸島」の8つの島の一つで、諸島の最西端に位置しています。この島はリーパリ島西部の約40km先にあり、総面積は5.2 km²で、現在の人口は約120人です。多くの居住者は漁業で生活しており、少数の人々が農業を営んでいます。島内には唯一のレストランがあり、地元の漁師が捕獲した魚や水中翼船によって島に運ばれた食料品によりメニューが多様に変化します。
アリクーディ島はパレルモ、ミラッツォ、メッシーナ、レッジョ・ディ・カラブリア、ナポリから水中翼船およびフェリーで訪れることができます。エオリア諸島に渡航するための主要港(アリクーディ島含む)はシチリア島メッシーナ県の町ミラッツォにあります。フェリーや水中翼船は天候に左右されるものの、基本的に年間を通して毎日運航されています。アリクーディ島はミラッツォから最も遠いエオリア諸島の島で約53海里の距離に位置し、ヴルカーノ島、リーパリ島、サリーナ島、フィリクーディ島へ寄港する水中翼船で3時間で到着します。
ミラッツォ(Milazzo)はメッシーナの西に位置するイタリア領シチリア島北東部の都市で、その長い歴史と美しい海岸がよく知られています。町の旧市街には歴史ある城塞や中世地区に加え、様々な宗教的建造物が存在します。また、旧市街最大の見どころは18世紀の聖フランチェスコ・ディ・パオラ教会です。この建物のファサード(正面)は曲線を描いた階段と玄関の上のバルコニーが特徴です。内部には彫刻と金箔の施されたイエスとマリアの祭壇があり、中央には画家ドメニコ・ガジーニ(1420-1492)作の聖母子像が飾られています。
ミラッツォには主に18世紀に造られた比較的新しい地区があります。中心部はPiazza Caio Duilioで、東にはカルミーネ教会の美しい建物が位置しています。