アリクーディ島⇒メッシーナ線

アリクーディ島⇒メッシーナ線はエオリア諸島とシチリア島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはLiberty Lines Fast Ferriesのみです。

こちらは週7便まで、約5時間55分の所要時間で運航されています。

アリクーディ島⇒メッシーナ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

アリクーディ島⇒メッシーナのフェリー会社

アリクーディ島とは

アリクーディ島(Alicudi)はシチリア島北沖に浮かぶ火山性の島々「エオリア諸島」の8つの島の一つで、諸島の最西端に位置しています。この島はリーパリ島西部の約40km先にあり、総面積は5.2 km²で、現在の人口は約120人です。多くの居住者は漁業で生活しており、少数の人々が農業を営んでいます。島内には唯一のレストランがあり、地元の漁師が捕獲した魚や水中翼船によって島に運ばれた食料品によりメニューが多様に変化します。

アリクーディ島はパレルモ、ミラッツォ、メッシーナ、レッジョ・ディ・カラブリア、ナポリから水中翼船およびフェリーで訪れることができます。エオリア諸島に渡航するための主要港(アリクーディ島含む)はシチリア島メッシーナ県の町ミラッツォにあります。フェリーや水中翼船は天候に左右されるものの、基本的に年間を通して毎日運航されています。アリクーディ島はミラッツォから最も遠いエオリア諸島の島で約53海里の距離に位置し、ヴルカーノ島、リーパリ島、サリーナ島、フィリクーディ島へ寄港する水中翼船で3時間で到着します。

メッシーナとは

メッシーナ(Messina)は「シチリア島の入口」と呼ばれるイタリアの都市で、シチリア島の北東部にあるメッシーナ湾に面しています。町の成長と発展に大きく関わり、周辺地域を含め観光産業にも貢献するメッシーナの港は、商船および軍用造船所の拠点でもあります。1548年以来、町にはカトリック教会の大司教座が置かれています。また同年、修道士イグナチオ・デ・ロヨラによりメッシーナ大学が設立されています。市内で人気の観光名所は12世紀に造られた大聖堂です。こちらは13世紀にドイツやシチリア島を支配した神聖ローマ皇帝コンラート4世の埋葬地としても知られています。この教会は1908年の地震で全体的に壊滅し、1919年から1920年にかけ再建されました。また、1943年の空爆で再度被災し、再度修復されました。

メッシーナは、カラブリア州にある二つの町(ヴィッラ・サン・ジョヴァンニとレッジョ・カラブリア)とフェリーで結ばれています。また、ナポリの南に位置するサレルノへも長時間のフェリーで訪れることができます。