アンギストリ島⇒ピレウス線は、現在2社の船会社が運航しているサロニカ諸島とアテネを結ぶフェリーです。Saronic Ferriesのフェリーは最多で1日5便、約1時間40分の所要時間で運航されています。一方Aegean Flying Dolphinsは最多で1日4便、最短ルートでは50分でフェリーを運航しています。
アンギストリ島⇒ピレウス線は、合計で週63便がサロニカ諸島とアテネの間を行き来しています。ダイレクトフェリーズなら、ご希望の出発日・時刻に一番近いお得なフェリーを見つけることができます。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。アンギストリ島⇒ピレウス線では車と乗船者1名が一番多く予約されています。
サロニカ諸島のアギストリ島(Agistri/Angistri)はアテネの主要港であるピレウスから55分、エギナ島からはたった10分の場所に位置しています。アギストリ島はエギナ島とエピダウロス沿岸部の間では最大の小島で、面積は約14 km²です。また、東のモニ島(Moni)、西のキラ島(Kira)、北東のメトピ島(Metopi)の小島がそれぞれアギストリ島を囲んでいます。島北部のKapnodochi半島にはMandrakiの入り江に段丘があり、丘に上がると古代建築の基礎の形跡を見ることができます。また、この地域で発見された遺跡から、青銅器時代からヘレニズム期までの人々が居住していたことを確認できます。加えて、斧、すりこぎ、黒曜石や陶器の欠片、幾何学的な破片の跡、少数のコリント式工芸品など、石器も発見されています。
全ての小型船(フェリーやフライングドルフィン)はピレウス港の8番ゲートからアギストリ島へ出発します。
ピレウス(Piraeus)はギリシャの都市で、町には地中海最大規模を誇る同国の主要港があります。ピレウスはアテネの首都圏の一部であり、アテネより数分の距離に位置している重要な都市です。また、ピレウスはエーゲ海全域のフェリーの交通拠点で、アテネと近いにも関わらず、雰囲気が異なる独特の様相をした町です。ピレウスで旅行者に最も人気のスポットは東部にあるミクロリマノ・ハーバー(Mikrolimano)やゼア・マリーナ(Zea Marina)周辺です。レストラン、バー、ナイトクラブなどが並ぶこの臨海地域は、2004年のアテネオリンピック開催により美しい遊歩道や木々が設置され大幅に改良されました。また、中世の城壁からは、ピレウスの豊かな歴史を感じることができるでしょう。