アイオス・キリコス⇒ニシロス島線はイカリア島とドデカネス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはHellenic Seawaysのみです。
こちらは週1便まで、約7時間10分の所要時間で運航されています。
アイオス・キリコス⇒ニシロス島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
アイオス・キリコス(Agios Kirykos)は北エーゲ海に浮かぶギリシャ領イカリア島の町です。この島の名称はギリシャ神話のイカロス(ダイダロスの息子で海に墜落する人物)に由来しています。島のKambosという村には考古学博物館があり、Oinoeの古代要塞であった丘の上、イカリア島最古の教会Agia Iriniのすぐ隣に建っています。この博物館には新石器時代の道具、陶器、粘土像、円柱、硬貨、彫刻された墓石など、250の遺跡が収められています。
イカリア島はピレウスとラフィーナの港と結ばれています。また、近隣に位置するキクラデス諸島のシロス島、ティノス島、ミコノス島、アンドロス島などを訪れることも可能で、ロドス島へもフェリーで渡航することができます。イカリア島へ向かう船の乗船時間は通常7~9.5時間で、高速フェリーの場合は5.5~6.5時間です。また、どちらの船も寄港する目的地により乗船時間が変化します。
ニシロス島(Nisyros)はエーゲ海に浮かぶギリシャ領ドデカネス諸島に属し、コス島とティロス島の間に位置する島です。手つかずの自然がそのまま残されたニシロス島は、地域で最も風光明媚なリゾート地の一つとして知られています。ギリシャ神話によると、この島はポセイドンがコス島の一部を巨人ポリュボーテースに投げつけた際に誕生したと言われています。巨人ポリュボーテースはエーゲ海の底に沈んだものの、この島で起きる火山の噴火は敗れた巨人の怒りによるもの考えられていました。
ニシロス島の中心地マンドラキには島の港があります。花で飾られた石畳の路地、美しい教会のある広場、白塗りの伝統的な家屋が並ぶこの村は、徒歩での散策に最適です。ナイトライフは限られているものの、村には美味しい郷土料理を提供する食堂やバーがあるため、夜に出かけても楽しいひと時を過ごせるでしょう。
ニシロス島は本土のピレウス、コス島、ロドス島などから訪れることができます。