アイオス・キリコス⇒カステロリゾ島線

アイオス・キリコス⇒カステロリゾ島線はイカリア島とドデカネス諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはHellenic Seawaysのみです。

こちらは週1便まで、約15時間5分の所要時間で運航されています。

アイオス・キリコス⇒カステロリゾ島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

アイオス・キリコス⇒カステロリゾ島のフェリー会社

アイオス・キリコスとは

アイオス・キリコス(Agios Kirykos)は北エーゲ海に浮かぶギリシャ領イカリア島の町です。この島の名称はギリシャ神話のイカロス(ダイダロスの息子で海に墜落する人物)に由来しています。島のKambosという村には考古学博物館があり、Oinoeの古代要塞であった丘の上、イカリア島最古の教会Agia Iriniのすぐ隣に建っています。この博物館には新石器時代の道具、陶器、粘土像、円柱、硬貨、彫刻された墓石など、250の遺跡が収められています。

イカリア島はピレウスとラフィーナの港と結ばれています。また、近隣に位置するキクラデス諸島のシロス島、ティノス島、ミコノス島、アンドロス島などを訪れることも可能で、ロドス島へもフェリーで渡航することができます。イカリア島へ向かう船の乗船時間は通常7~9.5時間で、高速フェリーの場合は5.5~6.5時間です。また、どちらの船も寄港する目的地により乗船時間が変化します。

カステロリゾ島とは

カステロリゾ島(Kastelorizo)はギリシャ領ドデカネス諸島最小で、最も美しい島と言われています。この島はギリシャの最東端に位置し、時おりメギスティ島という古代の名称で呼ばれています。聖ヨハネ騎士団は、この島に二重の壁を備えたカステロ・ロッソ(赤の城)を築きました。この城跡は港を見下ろせる岩の上に位置しています。ちなみに、現在の島の名称はこの城に由来しています。また、19世紀には漁業や海運業が栄えたことにより、島は経済的に発展しました。

カステロリゾ村はPigadiaとChorafiaの二つの地区に分かれた島唯一の集落です。可愛らしいカラフルな建物や、お洒落なレストラン、カフェ、バーが並ぶ港周辺は散策にぴったりです。

カステロリゾ島は、フェリーでロドス島、コス島、ニシロス島、カリムノス島、シミ島、アスティパレア島、本土のピレウスと結ばれています。