エギナ島⇒メサナ線はサロニカ諸島とギリシャを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはHellenic Seawaysのみです。
こちらは週1便まで、約35分の所要時間で運航されています。
エギナ島⇒メサナ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
エギナ島、またアイギナ島(Aegina)はアテネの約37km先に位置するギリシャ領サロニカ諸島の島です。この島は三角形に似た形で、規模は北から南まで約10km、東から西まで約15kmの大きさです。また、島の3分の2は死火山ですが、北から西の地域は肥沃な土地が広がっており、穀物、綿花、ブドウ、アーモンド、オリーブやイチジクなどが栽培されています。
エギナ島はピレウスから水中翼船で40分で到着するため、島のビーチは人気の観光地となっています。また、アイギナの町からバスを利用すると、Agia Marinaや東部沿岸の漁村であるPortesを含めた島中の目的地へ向かうことができます。また、島にはアファイア神殿(アファイアは祀られた女神の名前)などの名所があります。この神殿は紀元前に建設されたアテネのパルテノン神殿やスニオン岬のポセイドン神殿と並び、聖なる三角形を形成する神殿の一部でした。さらに、エギナ島のアイオス・ネクタリオス修道院にはギリシャ正教の聖ネクタリオスが祀られています。
メサナ(Methana)はギリシャ・ペロポネソス地方のメサナ半島に位置する町です。メサナ半島は火山性で、30ヵ所以上におよぶ火山活動の中心地があることで知られているものの、最後の噴火は紀元前230年にカメニ・ホラで起きたとても古いものです。また、地理学者ストラボンおよびパウサニアス、詩人オウィディウスが紀元前1700年の海底で起きた噴火を記録しています。また、メサナ以外にも、ギリシャにはミロス島、ニシロス島、サントリーニ島などで火山活動があることが知られています。
メサナの港からは2時間のフェリーでピレウスに到着します。また、この港はポロス島、エギナ島、イドラ島、スペツェス島とフェリーで、エルモニ、ポルト・ヘリ、トロ、ナフプリオン、モネンバシアとも水中翼船で結ばれています。