ヴルカーノ島⇒ナポリ線は、エオリア諸島とイタリアを結ぶフェリーのルートです。現在ダイレクトフェリーズは、この区間で3社の船会社を取り扱っています。SNAVは最多で週7便のフェリーを運航しています。Alilauroは週7便、Siremarは最多で週3便のフェリーを運航しています。
ヴルカーノ島⇒ナポリ線では、エオリア諸島とイタリアの間において合計週17便のフェリーが就航しています。ご希望の出発日・時刻に最も近くお得なフェリーを予約するためにも、3社が運航する全てのオプションを比較してみましょう。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。ヴルカーノ島⇒ナポリ線では車と搭乗者 1名が一番多く予約されています。
ヴルカーノ島(Vulcano)はティレニア海に浮かぶイタリアの小さな島で、エオリア諸島の最南端、シチリア島の北25kmの地点に位置しています。この島はたった21km²と小規模ですが、沢山の火山があり、イタリアの活火山4つのうち1つが存在します。最も活発な火山活動はグラン・クラテーレで起きており、過去およそ6000年の間に少なくとも9回の大きな噴火を繰り返しています。最後の噴火は1888年8月3日に発生し、1890年まで続いいたものの、現在では落ち着いています。ヴルカーノ島は火山だけでなく、温泉があることでも有名です。また、勇気のある方は、水蒸気の吹き出すクレーター付近まで歩いてみましょう!
ヴルカーノ島は、フェリーや水中翼船で本土のナポリ、シチリア島のパレルモやミラッツォと結ばれています。中でもミラッツォはヴルカーノ島から一区間しか離れていないため、非常に便利です(船はその後、別の島々へ寄港します)。
ナポリ(Naples)は南イタリア最大の都市で、とりわけ同国のナポリ湾周辺で最も風光明媚な町の一つです。カンパニア州の州都であるナポリは、ギリシャ人により築かれ、その後ローマ人が領土を拡大した結果、豊かな歴史と素晴らしい建築物に満たされた町となりました。ナポリには有名な火山であるヴェスヴィオ山があり、日帰り旅行にぴったりなカプリ島、イスキア島、プロチア島も近辺に位置しています。また、約2000年前にヴェスヴィオ山の噴火で倒壊したポンペイとヘルクラネウムは、イタリアで最も興味深いローマ時代の遺跡の一つです。
ナポリの中心街は小型で、豪華な宮殿、美しい教会や修道院、城、その他の素晴らしい歴史的建造物で溢れています。その中には1294~1323年に建設されたドゥオーモ(ナポリ大聖堂)、イタリア建築の結晶である王宮、その裏に位置するオペラのサン・カルロ劇場、あらゆる所蔵品を見学できる考古学博物館、ナポリの地下都市(地下トンネル、通路、階段、様々な部屋、廊下が張り巡らされている)などがあります。