アバディーン⇒ラーウィック線

アバディーン⇒ラーウィック線はスコットランドとシェトランド諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはNorthlink Ferriesのみです。

こちらは週7便まで、約12時間30分の所要時間で運航されています。

アバディーン⇒ラーウィック線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

アバディーン⇒ラーウィックのフェリー会社

アバディーン⇒ラーウィック線の平均運賃

この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。アバディーン⇒ラーウィック線では車と乗船者 2名が一番多く予約されています。

アバディーンとは

アバディーン(Aberdeen)はスコットランド北東部に位置する同国で三番目に人口の多い都市です。アバディーンは北海の石油産業に携わる多くの企業や二つの大学が籍を置く賑やかな町で、多くの建物が地元で採石された花崗岩で建設されていることから「花崗岩の町」の愛称でも呼ばれています。また、この町には世界で最も混雑しているヘリポートの一つがあります。

アバディーンのディー川とドン川の間の沿岸部には長い砂浜があり、ドン川の北からフレイザーバラまで届く高い砂丘へ続いています。ディー川の南方には深い入り江に少量の小石が散らばった海岸があり、険しい岩の断崖に面しています。また、南の海岸には過去に切り出された多数の花崗岩が露出した素晴らしい景観が広がっており、ロッククライミングにも最適です。

かつて漁港であった町の波止場は現在トロール船と石油産業の港として利用されています。また、化学肥料、花崗岩、化学薬品などをバルト海や北欧へ輸出するための主要港としても活躍しています。

ラーウィックとは

ラーウィック(Lerwick)はシェトランド諸島の州都・港町です。この町はスコットランド北沿岸部のおよそ160km沖、アバディーンの北340km沖、ノルウェー・ベルゲンの西370kmに位置しています。町の名称は古ノルド語で「泥の湾」を意味します。実際に、シェトランド諸島では19世紀半ばまでノルン語が広範囲で使用されていました。また、町はノルウェー語でLeirvikと表記され(leirは泥、vikは湾・入り江)、同国西部には類似の名称を持つ町が複数存在します。

ラーウィックには活気ある漁港・フェリー港が存在します。この港は沖合の石油事業にも利用されています。港からは、オークニー諸島のカークウォールを経由し本土のアバディーンへ向かうフェリーの夜行便が運航されています。また、町の中心部に位置するターミナルからは、シェトランド諸島の市役所が運航するフェリーでアウト・スケリーズ諸島やブレッセイ島を訪れることができます。